ペンタックス創設100周年です!いちユーザーとして嬉しいです。
後にペンタックスとして知られるようになった親会社である旭光学工業合資会社(その後、旭光学工業株式会社)の設立が1919年11月27日です。
旭光学は東京郊外の豊島にて、眼鏡用レンズの製造業者として設立されました。コニカとミノルタのカメラレンズを含む長年にわたるレンズの製造の後、旭光学(当時の)は1952年に同社初の35mmフィルムを使用するカメラ、アサヒフレックスを発売しました。1957年に東ドイツのツァイスから「ペンタックス」(当時の「ペンタプリズム」と「コンタックス」の造語)という名前を取得し、それ以降全てのカメラはアサヒペンタックスと呼ばれました。ペンタックスは35mmカメラに関してはキヤノンやニコンにシェアは見劣りするものの、645や67フォーマットの中判カメラではロングセラー商品がたくさんあります。
2002年に社名が正式にペンタックス株式会社に変更されました。合併により、ペンタックスは2007年にガラス製造と同じく光学精密機器業社のHOYA株式会社の連結子会社になりました。カメラ製造元であるイメージング部門を分割し、わずか4年後の2011年に、カメラと写真に熱心な複写機メーカーであるリコーに売却しました。ペンタックスリコーイメージング株式会社と呼ばれますが、2013年にリコーイメージング株式会社に簡略化され、「ペンタックス」はブランド銘とだけ残っています。
今のところ、ペンタックスとリコーのパートナーシップによって、デジタル一眼レフカメラとしては非常に高く評価されているK-1 MarkIIがあります。
ペンタックス、100歳の誕生日おめでとうございます。