指輪物語。

3月2日、『Lord of the Rings:指輪物語』が出ましたね。
見た人と見てない人がいると思うけれど、大体のスジはみんなわかってると思う。
日本人にわかりやすく説明するとドラクエみたいな感じ。主人公が指輪を破壊しなければいけない。
魔王がその指輪を手に入れると世界が滅びる。そして指輪を破壊できるのは特別な場所で、その場所にいくために旅をする。
こんな感じのストーリーなんだけど、オレは映画はもうちょっと後で見るつもり。
何でかといえば、前評判の高い映画はいつも混んでるから。春休みなので平日も結構混んでると見た。
前評判も高い分、売れると予想されてるわけで、それだけ上映期間も長いと思う。だからあとでもいい。
更に、この映画は元々が小説なんだよね。知らなかった人のため。オレはそれを読んでいるので、結末を知ってるいるから急いで見る気にはならない。
もひとつ加えると、この映画は3部作の1作目となるので、後にも続く。
本題に入るけれど、この小説はファンタジー物であって、現代に照らし合わすことの出来る教訓みたいなものもある。
正確には覚えていないのだが、この小説は19世紀の終わりか20世紀の始めに書かれたと思う。
そして作者がその当時思ったことというのをオレなりに解釈すると、答えは一つ。
この小説の隠されたメッセージは、科学や文明の末路。
この映画の象徴とされる指輪とか科学、というよりテクノロジーそのもの。
そしてそれを巡る戦いがある。魔王とはかつてその指輪を手にし世界を征服していたという。
そして魔王の住む世界とは暗く、ドス黒い世界、つまり環境破壊された地球である。
作中では指輪を手にしたものは重度の依存症を患い、指輪無しでは生きられないということになっている。
今日本で携帯電話を全ての人から取り上げたらどうなるか想像すればわかりやすいかな?
その他のテレビや車、電車やエアコンなど、科学の発展によって作られたものに指輪は値する。
作者の科学に対する考え方が出ていると思う。
Lord of the Rings 最高です。

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